我らが合宿場−第2豊川荘−の管理人の知人の親戚(つまりアカの他人)が、日本海近郊で料理旅館を営んでいるという。そんな情報を得た我々は、それなら極秘ルートで本場のカニを安く仕入れて、カニ三昧の合宿をしようではないかというごく安易な発想で、今回の“カニカニ合宿”は始まった。 |
急流号を待つO市某所。今日の急流号はバスに紛れて登場するらしい (予定時間はすでに過ぎて、少々待ちぼうけ) |
多少遅れながらも、久しぶりの合宿場を目指しO市チーム出発 (余談だが、よく見るとO市チームにO市住人は誰もいない) | |
1年以上もご無沙汰だった合宿場 当時と変わらないように見えるが、そこかしこで傷みが進んでいた |
合宿場の修繕問題は管理人に任せるとして 早速、今日の主役とご対面 | |
時期的には少々シーズンオフだが、立派なカニが待ち受けていた |
今回は素材を最大限に生かすメニューのため、調理はいたって簡単 準備は順調に進む | |
しかしここで大問題発生 炭をいこすナベ(のようなものを)を忘れてしまった 仕方なく強硬手段に出たのだが、コンロの周りはご覧のありさま |
さらに300円の炭焼きセットは非常に使いづらい 網がはずれないため、炭を置くのも一苦労 | |
まあ、色々あって準備完了 |
久しぶりの合宿開催と、今日の素材に乾杯 | |
「さ、いくでー」「おお、手が震えるなあ」 |
まずは焼きガニから。過去にも数々の贅沢メニューはあったが 今回ほど豪華な素材があっただろうか | |
続いてカニすき 「おおー」と思わず声が出る (人間もカニも、太ももは豊満な方がいい?) |
「これ、いただき〜ぃ」 「まあ、あせらんでもええ」 | |
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次は寄せ鍋、胴の部分をわしづかみで“どばーっ”と |
なんということか、野菜よりもカニが多い | |
焼き上がった甲羅のミソを一口、思わずにんまり |
「くぅーっ、たまらん」(今日の会話は感嘆詞が目立つ) | |
そこにS市チーム到着 |
さっそく甲羅を網の上に追加 | |
「自然豊かなS市といえども、さすがにこんなモノは口にでけんなあ」 と、思わず顔を見合わす |
もうかなり食べたはずだが、おっと、まだツメが残っていた さあ、ガンバって食べよう | |
しかし、しだいにナベに手を出す者がいなくなり・・・ |
「カニはもういい、野菜をくれ」と、なんとも贅沢な発言も飛び出す | |
それなら、お決まりのカニ雑炊でも |
これがまた美味。「どうせなら、この甲羅に入れてくだせえ」 | |
おなかが落ち着いてくると、みんなの興味は本日の新作ギターに移る |
今日も次々と色んなギターが登場する | |
ギター談義のさ中、当初のあの感激はどこへやら ナベの中にはまだたくさんのカニ残っているが、もはや誰も見向きもしない |
「おお、これええなあ。腹が邪魔ならんし」 | |
最近手に入れたご自慢のマシンで、お気に入りの曲を (そういえば、こんなCMが昔あったなあ) |
そうこうしているうち、今日はなぜか早めの就寝準備 (久しぶりの合宿のせいか、それともよほどカニがこたえたのか) | |
この時点で、いつもよりかなり早い“お開き”になるハズだったが |
でも、やっぱり少し弾き足りない、と油断したそのとき | |
いつもどおりムックリと起き出してくる人がいて |
結局、こんな時間になってしまった (カレンダーが去年のままなのはご愛敬?) | |
一夜明け | ||
もう昼近いが 昨夜からのナベの中身がなかなか減らないので、片付けができない |
よっし、一眠りしてもう一度カニに挑戦しよう | |
最後の力をふりしぼりカニに立ち向かう |
しかし、自然とカニをよけて・・・こんにゃくに箸がのびる | |
何とかナベをたいらげ、最後の精算へ さすがに今回の会費はちょっと高め。いつもより万札が多い |
そうそう、この水漏れを忘れていた。なんとか応急措置で対応したが ここにも老朽化が進む合宿場の実態が垣間見られた | |
撤収を完了して 「今日どうする?」「さっきの最後のナベがきいてるし、今日はやめとこ」 |