今回の出発地点はこちら。兵庫県内のJR某駅 |
まずは窓口で「和歌山のカサタまで」と言って切符を買おうとするが 切符販売システムで該当駅が見つからない。悩む窓口担当者。 時刻表の路線図を見たり他の駅員と相談して、やっと切符が出てきた |
ゲットした切符はこれ。正しくは「カセダ」と読むらしい |
まもなくホームに電車が滑り込んできた。今日も長い旅の始まりである |
大阪府の道中は省略して、和歌山駅到着 |
隣のホーには、猫の駅長で有名な、わかやま電鉄貴志川線の いちご電車が止まっていた。次はあれに乗ってみたい |
で、今回の電車はこちら。I 某邸に行くときと同じ電車 |
しかし今回は、I 某邸最寄り駅よりずっと先の「笠田駅」で下車 JRの旅はここで終わり |
ここ笠田駅は、上り・下りでホームが分かれていて、そこそこの規模である 電車を見送りながら線路を渡り、出口へ向かう ここからは路線バスを乗り継いで目的地を目指す |
駅前には、なぜかボンネットを開けたタクシーが止まっている しかし、あたりにバス停が見あたらない(期待していた酒屋もない!) 駅員に聞こうと思っても、さっきまでいた駅員もどこかへ行っちまった |
仕方なく駅前の商店をのぞいてみると、ビール発見。ビールを調達し ついでにバス停の位置も聞いて、駅から少し離れたバス停を見つけた 店の人の話によると、もうバスは待っているはずとのことだったが しかし出発時刻近くになってもバスが現れない。一抹の不安がよぎる |
出発時刻ギリギリにバス到着。それも、バス停からずれて停車 いや、向こうにもバス停の看板が立っている。けっこうややこしい |
車内の風景。お客さんはみんな地元の人みたい (まあ、こんなところの路線バスに乗る“よそ者”もめずらしいか・・・) |
しばらく走っていて気づいたが、次のバス停を案内する車内放送がない オマケに、乗降客がいないバス停はどんどん飛ばしていく どこを走っているのか、サッパリわからない |
さらに、車内にはバス停の案内表示盤もあるのだが 出発地点を表示したままで、どこまで走っても一向に切り替わらない よそ者・素人をまったく無視した、地域密着型の交通機関である |
素人であることがバレるのはイヤだったが 素直に運転手に聞いて、無事に乗り換えのバス停で下車 |
次のバスはこちら。えらいちいちゃい。横に映っているのは運転手さん 「降りるのはどこでもエエで、ゆうてや〜」とのこと。さっきのバスとは大違い |
車内で運転手さんとお客さんが気楽に世間話。顔見知りばかりという感じ 運転手さん曰く「今日は色々なところでホタル鑑賞会があり 他県の車で渋滞して、ええ迷惑や」 |
とりあえず最寄り(と思われる)「細野口」で降ろしてもらい、バスを見送る |
左は今来た道、右の道を行けば目的地があるはず |
しかし、あの三叉路から現場までどのくらいの距離か まったく見当がつかない。不安を胸に山道を歩くこと約7分 |
出発してから約4時間、ついに目的地が見えてきた! |