ホタル鑑賞会へ公共交通機関で行く
2008.06.14 @ 兵庫県JR某駅 → 和歌山県さくらの郷

今回の出発地点はこちら。兵庫県内のJR某駅
まずは窓口で「和歌山のカサタまで」と言って切符を買おうとするが
切符販売システムで該当駅が見つからない。悩む窓口担当者。
時刻表の路線図を見たり他の駅員と相談して、やっと切符が出てきた
ゲットした切符はこれ。正しくは「カセダ」と読むらしい
まもなくホームに電車が滑り込んできた。今日も長い旅の始まりである
大阪府の道中は省略して、和歌山駅到着
隣のホーには、猫の駅長で有名な、わかやま電鉄貴志川線の
いちご電車が止まっていた。次はあれに乗ってみたい
で、今回の電車はこちら。I 某邸に行くときと同じ電車
しかし今回は、I 某邸最寄り駅よりずっと先の「笠田駅」で下車
JRの旅はここで終わり
ここ笠田駅は、上り・下りでホームが分かれていて、そこそこの規模である
電車を見送りながら線路を渡り、出口へ向かう
ここからは路線バスを乗り継いで目的地を目指す
駅前には、なぜかボンネットを開けたタクシーが止まっている
しかし、あたりにバス停が見あたらない(期待していた酒屋もない!)
駅員に聞こうと思っても、さっきまでいた駅員もどこかへ行っちまった
仕方なく駅前の商店をのぞいてみると、ビール発見。ビールを調達し
ついでにバス停の位置も聞いて、駅から少し離れたバス停を見つけた
店の人の話によると、もうバスは待っているはずとのことだったが
しかし出発時刻近くになってもバスが現れない。一抹の不安がよぎる
出発時刻ギリギリにバス到着。それも、バス停からずれて停車
いや、向こうにもバス停の看板が立っている。けっこうややこしい
車内の風景。お客さんはみんな地元の人みたい
(まあ、こんなところの路線バスに乗る“よそ者”もめずらしいか・・・)
しばらく走っていて気づいたが、次のバス停を案内する車内放送がない
オマケに、乗降客がいないバス停はどんどん飛ばしていく
どこを走っているのか、サッパリわからない
さらに、車内にはバス停の案内表示盤もあるのだが
出発地点を表示したままで、どこまで走っても一向に切り替わらない
よそ者・素人をまったく無視した、地域密着型の交通機関である
素人であることがバレるのはイヤだったが
素直に運転手に聞いて、無事に乗り換えのバス停で下車
次のバスはこちら。えらいちいちゃい。横に映っているのは運転手さん
「降りるのはどこでもエエで、ゆうてや〜」とのこと。さっきのバスとは大違い
車内で運転手さんとお客さんが気楽に世間話。顔見知りばかりという感じ
運転手さん曰く「今日は色々なところでホタル鑑賞会があり
他県の車で渋滞して、ええ迷惑や」
とりあえず最寄り(と思われる)「細野口」で降ろしてもらい、バスを見送る
左は今来た道、右の道を行けば目的地があるはず
しかし、あの三叉路から現場までどのくらいの距離か
まったく見当がつかない。不安を胸に山道を歩くこと約7分
出発してから約4時間、ついに目的地が見えてきた!



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