■ 朝のひととき | ||
訪問団の朝食を作る家主 なぜか朝からウキウキ、どうも、何かたくらんでいるようにみえる |
天気予報では下り坂だったが、予報に反していい天気 訪問団にとって、これが吉と出るか凶と出るか・・・ | |
とりあえず、宿舎外観 |
さあ、そろそ出発 今日はW氏が、訪問団にこれだけは経験させたいとセッティングした マリンスポーツの日。訪問団には未知の世界の不安と期待が入り交じる | |
ミラクル号は、訪問団の不安をよそに、目的地に向けひた走る |
こちら“現場” 沖縄らしい派手な黄色の建物 | |
塀の上にヨットが飾ってある・・・? |
その名も『海翔』。“海を飛ぶ”に秘められた意味は・・・ | |
とりあえず事務所へ |
オーナーの師匠A氏に挨拶 | |
場内散策 |
今日は、この海に挑戦するとのこと | |
しかしその目に、現場犬の挑戦を受ける |
さて、今日お相手をしていただけるヨットはこちら『SAVA号』 | |
間近でヨットを見るのは初めて。もの珍しそうに眺める |
続いて船上に登り、恐る恐るあちこちさわってみる | |
さあ、海に出る準備。セイルを取り付ける |
テキパキと準備をこなすW氏。すでに“船長”の顔になっている | |
一つひとつ我らが船長の指導を受け、にわかクルー達は準備に励む |
ロープの結び方はよくわからなかったが、意外にアッサリと完成! | |
台車のまま海に突っ込んで |
無事浮かんだ(あたりまえか) | |
港内ではセイル航行は禁止。港の出入りにはエンジンを使うのだが そのエンジンの調子がイマイチ。何かいやな予感が漂う |
出航までにはまだ時間がかかりそうなので その前にちょっと水上スクーター遊び。誘われるままに乗り込むと・・・ | |
あっという間に、遙か彼方へ |
帰ってきたときは、放心状態? | |
■ 出 航 | ||
当初は訪問団全員が『SAVA号』に乗る予定だったが 風が強いので全員乗るとちょっと危険 選ばれし団員(他の者は乗船拒否したともいう)が乗り込む |
無事出航。「行ってきま〜す」 | |
『SAVA号』はゆっくりと港を後にしていった |
さて、ヨット遊びでは、ヨットからの転落者を拾うレスキュー艇を必ず出す あぶれた団員は、別の岸壁の本日のレスキュー艇に向かう | |
「さ〜て、どれに乗ったろうか」 (あなたが決めることではありません) |
レスキュー艇を準備するスタッフのO氏 | |
恐る恐るボートに乗り込む |
が、乗ってしまえばいたって快適 | |
軽快に港を後にするレスキュー艇。さすがにモーターボートは速い |
ほどなく、取材班のカメラが『SAVA号』を前方にとらえた | |
しかしよく見ると、メインセイルがなくなっている・・・ |
何かトラブがあった模様 取材班は取材をあきらめ、急遽、モーターボート運転の講習会 | |
一方、『SAVA号』は淋しそうに港へ帰って行った・・・ |
帰港して 「おい、大丈夫か?」「ああ、ちょっとしたミス、ミス、だいじょうぶ!!」 | |
「彼は、ああゆうところが、まだまだ素人サ〜」 我らが船長に、師匠の厳しい評価が飛ぶ |
どうやら、セイルを引き上げるロープからセイルがはずれて ロープがマスト先端まで巻き上がってしまったもよう マストを倒して、ロープを引き戻すとのこと | |
ヨイショっと、みんなでマストを倒す。 |
海上に突き出したマスト先端のロープをつかもうとするが・・・ 何度目かの挑戦で、やっとロープを確保 | |
見るに見かねて、師匠も陣頭指揮 |
マストを立てるのも大変 | |
「クソ〜、ワイヤーが止まらん」 (必死の形相の我らが船長と、心配そうに見つめるその師匠) |
「あぁ〜、先がおもいやられるわい」 | |
■ 昼 食 | ||
とりあえず午前の部は終了! 訪問団は、現場横手にある『ちどり食堂』に向かう なかなか雰囲気のある“おばあ”が迎えてくれた | ||
しかし、現場ではバーベキューが始まるとのこと 結局ちどり食堂からは、出前をたのむことに |
お世話になりっぱなしのA氏、O氏と、もちろん『オリオンビール』で乾杯 | |
「おお、これが沖縄のバーベキューか」(別に大阪と変わりませんが) |
ちどり食堂からの出前も届きはじめ、食卓もにぎやかに 『にこみ』(豆腐・昆布などの煮もの)と『ポーク卵』(ランチョンミート) | |
「オレはこれや」と、“場”に不似合いの『カレー』をたのんだW氏 「沖縄で何でカレーや」と文句を言いながらも、味見をする訪問団 |
さらに、『てびち』(豚足)、『なかみ』(豚のホルモン)などなど 豚好きにはたまらない“これぞ沖縄”という料理が運ばれてくる (どれも絶妙なダシがきいていて、実にウマい) | |
次第に参加者も増えてきて |
にぎやかな昼食となった | |
■ 儀 式 | ||
さて、昼食も一段落。次に登場したのは噂の『バナナボート』 しかし空気漏れが発覚し、使用を断念 |
代わりに登場したのが『Crazy8』 「さあ君たち、誰でもいい、乗りたまえ」と訪問団を誘うW氏 (これが我々を夢の世界へといざなう代物とは、 まだ訪問団の誰も気付いていない) | |
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ズブ濡れ・ヘトヘト、精根尽き果てて戻ってきた訪問団 力ない“Vサイン”がすべてを物語る |
せっかく持参した海パンやゴーグルに着替える間もなく 普段着のまま“儀式”は終わった 塩漬けの服を脱ぎ、シャワーを浴びてホッと一息。やっと現実へ帰る一方、たくらみが大成功したW氏は、“してやったり”とほくそえむ | |
訪問団を襲った手荒な儀式をよそに、陸上では微笑ましい光景が |
こうして、幼い男子は立派な大人に成長していく | |
■ 再挑戦 | ||
『Crazy8』の興奮もさめやらぬ中 我らが船長の強い希望で、同じクルーでもう一度出航することになった |
取材班もレスキュー艇に同乗しヨットを追う | |
いよいよセイルを揚げる | ||
テキパキと、持ち場をこなすクルー達 | ||
揺れる海上では作業も大変 |
舵とエンジンを操作して、船主を風上に向ける | |
今度は成功。見事にセイルが揚がった(といっても、これが普通) |
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大きく風を受けて疾走する『SAVA号』。これぞヨットの醍醐味 | ||
その後も、船長からクルー達に的確な指示が出される(ように見える) | ||
素人クルー達も操船にだいぶ慣れ、スムーズになってきた | ||
と、その時、『SAVA号』に近づく怪しい黒い影 |
スタッフのO氏がちょっかいを出しに、『SAVA号』に接近 | |
そろそろ帰港準備。海上でセイルをたたむ |
この頃になると、それぞれ一人前のクルーに(見えるように)なっていた | |
最後は、エンジン航行で港を目指し、訓練(?)終了 |
一方こちらは、レスキュー艇に乗船していた現場犬の『クロ』 船長のA氏に突然海に放り出され、泳いで港まで帰る (散歩代わりに、いつも泳がせているとのこと、さすが沖縄の犬は違う) | |
■ 反省会〜撤収 | ||
「こんな風の強い日に、僕らはヨットなんて出さないサ〜」 港に帰ってきても、師匠の手厳しい評価は続く |
まあしかし、訪問団は、いっぱしの海の男になった“幻影”を感じていた | |
後半はバテ気味だったが遠泳をこなした『クロ』にも、ご褒美 |
さて、そろそろお片付け。『SAVA号』を陸に上げ | |
セイルをはずして船室にしまう |
“撤収”は、いつもの合宿で慣れたもの。あっという間に片付く | |
■ 工房訪問 | ||
解散前に、今日バーベキューでご一緒した方の、近所の工房にお邪魔 | 外壁のコンテナー以外は、すべて手作りとのこと | |
ひときわ目をひく、怪奇な格好をした流木で作った置物 | ||
ご主人にコーヒーをいただき、ほっとする瞬間 |
こちらは、脱力感 | |
■ 宿舎にて | ||
宿舎に戻り、さっそく水没した“お札”を洗って乾かす団員 (昼間の恐怖がよみがえる?) |
沖縄ファッションの話になり かりゆしウエアの礼服を披露する家主 |